ラグビー発祥、歴史を語れ

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ラグビーワールドカップ2015年に日本ラグビーチームは南アフリカを破り一躍有名になりました。

ラグビーの発祥地と起源を解説!日本にはどうやって取り入れられたのでしょう?

日本のラグビーは1899年に慶応大学で始まり、初の対外試合は1901年に横浜の外国人スポーツクラブ「YC&AC」と慶応大学の間で戦われた。 これが定説となっています。
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ラグビーの発祥地はイギリス、1823年イングランドの名門私立学校の一つである「ラグビー校」で起きた出来事が発祥の歴史と言われています。

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当時のフットボールは統一されたルールがなく、全くもってデタラメ。
ボールを手で触っても良いが持って走るのは禁止みたいでした。

 

しかし、フットボールの試合中に、、ウィリアム・ウェブ・エリスというひとりの少年が試合中にボールを抱えてフィールドを走り出してしまいました。

これが、ラグビーの始まりだと語られています。
しかし、そのエピソードが実話である証拠は、残念ながら残っていません。

 

1871年ラグビーの国際統括機関であるIRBの誕生

次第に基本的なルールが整備されていき、ほぼ現在のような形として完成したのが1871年。ラグビーの国際統括機関であるIRBは、これをラグビー競技誕生の年と定めています。

かつてはレフリーさえ置かず、キャプテン同士が話し合って決めたルールに基づいて自律しながらプレーしていたという背景から、ラグビーではルールを「守らなかったら罰を与えられるもの」ではなく、「ゲームを進める上で大切なものとして共有し、みずから規律を守る」という「ディさプリン」という言葉はラグビーからきた言葉でもあります。

Rugby at Rugby School, 1845 engraving of early football, perhaps the first ever illustration of the sport

ニュージーランドやオーストラリアが強い理由

ラグビーが行われるようになった19世紀後半はちょうど産業革命が終わった頃。当時のイギリスは世界中に進出して植民地を拡大していました。

戦時中という事もあり、世界を舞台に仕事をしたり、国を守るために戦ったりする人々を教育する上で効果的であるということから、ラグビーは様々な学校へと広められました。

たとえば、現在世界ランキング1位のニュージーランドや2位の南アフリカ、3位のオーストラリアはいずれもかつてイギリスの植民地だった国であり、いまでは世界的な強豪国へと発展を遂げています。

 

なぜあの形? 楕円のボールの起源

ラグビーでは他のスポーツを見渡しても珍しい楕円のボールが使用します。なぜ楕円球が使われるようになったかということについては、様々な説があります。

ラグビーボールは、豚の皮を縫い合わせる上でもっとも作りやすい形であり、ボールを手に持ってプレーする上で一番適した形であったようです。

しかし現在は、ラグビーという競技の特異性を明確にするために楕円球が使われるようになったとする説がもっとも有力です。

 

 日本生まれのラグビー文化

ラグビーを語る上でよく耳にする言葉に、「one for all, all for one」(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)と、「ノーサイド」があります。

これは、1980年代に放送されたラグビードラマ「スクールウォーズ」で有名になった言葉です。伏見工業高校ラグビー部監督、山口先生が、生徒に伝えた言葉です。

このドラマの影響でラグビー人口が爆発的に増えました。

実際、西洋の人で他人の為に犠牲になる」「大和魂」「神風特攻隊」のような考えは全く理解できないと言ってます。

 

 

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