コロナ後に、「物販サイトを始めたいんだけど、makeshopとshopifyどっちが良いですか?」というご相談を多くうけるようになりました。
私はこう答えてます。
こんな人はMakeShop/Shopify向きですよ
→初めてECサイトを運営する人
→わからないことが多いから相談しながら運営したい人
→そこまでEC事業に人手を割けない人
→自分でゴリゴリ自社サイトを修正したい
→新しい仕組みや機能はどんどん取り入れてきたい
→基本的な知識がある
公式サイトの資料を見てみよう
最近、MakeShopのこんな記事を見つけました。
MakeShopの導入を検討されているお客様から、「他社サービスと何が違うの?」と相談されることが多いので、今回はShopifyというサービスについて比較してみようと思います。https://www.makeshop.jp/main/plan/makeshop-vs-shopify/
要約しますと「機能をつけたらMakeShopの方が全体的にランニングコストが節約され電話相談で親身に対応できる」という内容でした。
MakeShop側が出している資料なので自社が有利に見せるのは当然ですが、ちょっと補足が必要な内容でもあります。
例えば、特にMakeShopの一番安いコースで割り振られている保存容量なんて100MBですからね。
普通に運営してたら、100MBなんて画像1毎分の容量です。追加料金がかかるのは、前提のパッケージです。
その他、以下の機能については費用かかるので要注意です。
・レコメンド機能
・予約機能
・定期販売機能
色々オプションつけたらは初期費用で20~30万かかります。
そういう意味でも個人だとMakeShopが厳しくなるんじゃないかなと思うケースがあります。
サイトのデザインの自由度/完成度
デザインテンプレートは、基本的にShopifyの方が自由度が高いです。
分かりやすいところで言うと、フロントのページ構成においてShopifyは基本、初心者でも問題なく操作できます。
これだけで、Shopifyのほうが使いやすいのですが、素材(写真)が弱い場合は裏目に出る場合もあるので要注意です。
また、冒頭にも書いていますが、Shopify同レベルのデザインをMakeShopに求めるのならば相応の手間と費用がかかる事になります。
海外・越境環境について
海外へ向けたサービスを展開したい人はShopifyを利用すると良いでしょう。
MakeShopの場合、決済画面と通貨は日本語のみなので、「本気で越境ECやりたい!」という場合はShopifyが良いでしょう。
※あくまでもShopifyは海外・越境に対応しやすいというだけで、Shopifyなら売れるようになるというわけではないです。
BeeCruiseさんの「Buyee Connect」を導入してもらえれば十分です。
簡単に言うとBeeCruiseで発行してもらうタグをサイト内に貼っておけば、決済も発送もBeeCruiseさんで行ってもらえる(代理購入)というサービスです。
海外からの問い合わせの対応もやってもらえるので「とりあえず」レベルであれば導入いただき、額が増えてれば自社で…という形で良いかと思います。
あらためて結論
・EC事業に不安を覚えて手伝ってほしい方はMakeShopですが、機能オプションの追加で費用が追加される。普通のEC運営ですが、在庫管理も決済もわかりやすい。運営には時間もかからず楽できる。
・自分でやりたい方は、ダントツShopifyですが、運営費用は抑えれるが、新しい技術を導入できる。ただし、ネットの基礎知識と戦略がある上で運営しないと利用する意味もなくなるので注意です。
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